足立朝日

ようこそ電機大学 地元でウェルカムイベント盛大に

掲載:2012年7月5日号
 電機大学千住キャンパス開設を祝い、千住にやって来た5500人の学生、教職員を歓迎しようと、6月16日(土)、地元の町会・商店街が中心となった電機大学ウェルカムイベントが開催された。各町会自慢の神輿5基が盛大にキャンパスの周りを練り歩いてイベントを盛り上げた。
 セレモニーで、東京電機大学歓迎行事委員会の岩城武会長(常東地区町会自治会連合会会長)は「今回のイベントは昨秋から動き出した。大学の皆さんに下町の心意気を感じてもらいたい。これから卒業生の皆さんが世界で活躍するのを楽しみにしています」と挨拶。東京電機大学の古田勝久学長は「これからは千住の東京電機大学として、この地域とともに発展していきたい」と感謝を述べた。
 大学からは約300人の学生が参加。電機大学学生自治会の小橋史嵩(ふみたか)委員長(工学部機械工学科3年)は「こんなに歓迎してくれるとは……」と大喜び。入学したばかりの1年生たちも神輿を一緒に担いだ。「初めて担いだが、重くてビックリ。これから4年間通う街を、色々と見てまわって発見したい」と話した。
 当日はあいにくの雨で、予定されていた常東小などのマーチングバンド、町会婦人部の流し踊りなどは中止となったが、イベントに来た参加者には、実行委員会から650個の紅白餅が配布され、千寿桜堤中吹奏楽部による演奏も行われた。

写真上/町会の人たちと一緒に神輿を担ぐ電大生
下/紅白餅の配布には行列ができた