6月上旬「西新井駅の東口にツバメの巣があるよ」と足立朝日の編集室に電話が入った。
電話をくれたのは、西新井栄町2丁目在住で足立区再開発協議会副会長の渡辺和夫さん(80)。渡辺さんの自宅は西新井駅前で、ある日駅に行くと「頭上にツバメの巣あり」の注意書が。見上げてみると、2階と西新井駅3階をつなぐ階段の天井に吊られた電灯にツバメの巣を発見。後日、本紙記者が西新井駅に行くとツバメが3羽巣の近くを飛んでいた。近所の人に尋ねると「毎年、同じ場所ではないが(西新井駅で)ツバメを見かける」とのこと。
ここ以外でも、区内ではツバメの巣が目撃されている。千住寿町のコンビニの入口や南花畑の住宅など。足立区生物園に問合せたところ「ちょうど、今の時期は子育てから巣立ちの時期でツバメが日本に渡ってきています。元々ツバメは弱い鳥で、天敵のカラスから身を守るため、人の多いところに巣を作ります。また、足立区は荒川があり、ツバメにとって良いエサ場があるので巣を見かけることも多いのではないでしょうか」とのこと。
最近は、大規模な再開発で、巣作りに適した場所が減り、ツバメの数が減ってきている。渡辺さんは「西新井駅の階段は、坂が急で長いため高齢者にとっては不自由で大変。そんな時、チュリチュリという鳴き声で上を見上げてツバメを見ると心がホッとしますね」と話す。
写真/西新井駅で見かけたツバメ
電話をくれたのは、西新井栄町2丁目在住で足立区再開発協議会副会長の渡辺和夫さん(80)。渡辺さんの自宅は西新井駅前で、ある日駅に行くと「頭上にツバメの巣あり」の注意書が。見上げてみると、2階と西新井駅3階をつなぐ階段の天井に吊られた電灯にツバメの巣を発見。後日、本紙記者が西新井駅に行くとツバメが3羽巣の近くを飛んでいた。近所の人に尋ねると「毎年、同じ場所ではないが(西新井駅で)ツバメを見かける」とのこと。ここ以外でも、区内ではツバメの巣が目撃されている。千住寿町のコンビニの入口や南花畑の住宅など。足立区生物園に問合せたところ「ちょうど、今の時期は子育てから巣立ちの時期でツバメが日本に渡ってきています。元々ツバメは弱い鳥で、天敵のカラスから身を守るため、人の多いところに巣を作ります。また、足立区は荒川があり、ツバメにとって良いエサ場があるので巣を見かけることも多いのではないでしょうか」とのこと。
最近は、大規模な再開発で、巣作りに適した場所が減り、ツバメの数が減ってきている。渡辺さんは「西新井駅の階段は、坂が急で長いため高齢者にとっては不自由で大変。そんな時、チュリチュリという鳴き声で上を見上げてツバメを見ると心がホッとしますね」と話す。
写真/西新井駅で見かけたツバメ











