生物園に聴導犬来訪
保木間の生物園で、11月30日まで「犬、人とであう―昔も今も犬は大事なパートナー」というテーマで、人間にとって一番身近な動物「犬」の能力を生かした仕事などを紹介するイベントが行われている。
10月8日は、耳の不自由な人が安心して、安全に生活するには欠かせない聴導犬が生物園を訪れ、その仕事を紹介した。
スーパー、レストランなどに貼ってある介助犬のポスター。見たことがある、と手を挙げた人はたったの2人。ポスターは手、足、耳、目が不自由な犬と一緒に入店して良いという目印のほかに、犬が店内にいるかもしれないということを知らせる目的もある。日本全国で耳の不自由な人は約36万人いるが、聴導犬はたったの10頭しか活躍できずにいる。
今回訪れた聴導犬のミルクは「ワガママで迷惑だから」と飼い主に捨てられたビーグル犬の5歳の女の子。聴導犬普及協会が、ミルクに「聴導犬」という第二の人生を与えたおかげで、保健所で殺処分されずに済み、人の役に立ち、元気に働いている。ミルクの仕事は、インターホン、電話、やかん、目覚まし時計などの音が鳴っている場所を探し、教えることだ。音が鳴っている所に一度行き、飼い主に手を置く。「どこ?」と手話で聞かれたら、音のする場所まで連れて行く。
同会の水越みゆきさんは「聴導犬は耳の不自由な方の体の一部。もっと数を増やさなければいけない。犬が好き、嫌いの前に受け入れる側の問題がある。聴導犬は訓練されているので汚くもなければ、怖くもありません。一般の犬の飼い主のマナーが悪いとこちらも同じ様な眼で見られます。うんちを片付ける、人の家の前で排泄させないなど、気をつけて欲しい」と話す。

目覚まし時計が鳴ると
飼い主を起こす聴導犬・ミルク
保木間の生物園で、11月30日まで「犬、人とであう―昔も今も犬は大事なパートナー」というテーマで、人間にとって一番身近な動物「犬」の能力を生かした仕事などを紹介するイベントが行われている。
10月8日は、耳の不自由な人が安心して、安全に生活するには欠かせない聴導犬が生物園を訪れ、その仕事を紹介した。
スーパー、レストランなどに貼ってある介助犬のポスター。見たことがある、と手を挙げた人はたったの2人。ポスターは手、足、耳、目が不自由な犬と一緒に入店して良いという目印のほかに、犬が店内にいるかもしれないということを知らせる目的もある。日本全国で耳の不自由な人は約36万人いるが、聴導犬はたったの10頭しか活躍できずにいる。
今回訪れた聴導犬のミルクは「ワガママで迷惑だから」と飼い主に捨てられたビーグル犬の5歳の女の子。聴導犬普及協会が、ミルクに「聴導犬」という第二の人生を与えたおかげで、保健所で殺処分されずに済み、人の役に立ち、元気に働いている。ミルクの仕事は、インターホン、電話、やかん、目覚まし時計などの音が鳴っている場所を探し、教えることだ。音が鳴っている所に一度行き、飼い主に手を置く。「どこ?」と手話で聞かれたら、音のする場所まで連れて行く。
同会の水越みゆきさんは「聴導犬は耳の不自由な方の体の一部。もっと数を増やさなければいけない。犬が好き、嫌いの前に受け入れる側の問題がある。聴導犬は訓練されているので汚くもなければ、怖くもありません。一般の犬の飼い主のマナーが悪いとこちらも同じ様な眼で見られます。うんちを片付ける、人の家の前で排泄させないなど、気をつけて欲しい」と話す。

目覚まし時計が鳴ると
飼い主を起こす聴導犬・ミルク