
足立区と葛飾区の幼稚園児~中学生が所属するバトントワリングのクラブチーム「リトル・マーメイド」が、中学生の部で念願の全国大会出場を決めた。
主宰の細川由美さんの指導のもと、約90人が中川東小体育館などで練習している。出場するのはその内の中学生10人、小学5・6年生14人の計24人で編成されたチーム。10月の都大会を4位で通過、11月の関東大会で見事2位、しかも東京のチーム内では1位という快挙を成し遂げた。当日の演技は「びっくりするほど揃っていた」と細川さんも称賛。関東大会に進めず涙を呑んだ一昨年から、昨年の創立10周年の節目を経て、大きく飛躍した。
ダンスのような動きの中で、回転しながら落ちてくるバトンをキャッチできるのはかなりの練習を積んでこそ。それでも本番でバトンを落とさずに演技しきるのは難しい。リーダーの青木麻理子さんは「練習はすごいキツかったけど、全国に行けてうれしい。練習の成果が報われた」。副リーダーの山口舞友さんは「出来なかった大技が出来るようになるのがうれしい」と魅力を話す。他のメンバーたちも口々に「楽しい!」「全国で優勝したい」「優勝します!」と生き生きと輝く笑顔で宣言した。
「マーチングバンド・バトントワーリング全国大会は12月18日、さいたまスーパーアリーナで開かれる。

全国出場を決めた関東大会で