(社)西新井法人会(野口節会長)主催「税を考える週間講演会」が11月24日、ギャラクシティ・ホールで行われ、石原慎太郎都知事が無題で大いに語った。
石原都知事は「役人に欠けているのは金利に対する意識と時間コストの感覚」と、スタートから慎太郎節を発揮。バブル崩壊後、債務超過で銀行から借り入れ不能になった零細企業に対して、ローン担保証券と社債担保証券を発行した結果、現在ではそのうちの42社が上場。零細企業を救える例を示した。ディーゼル規制に関しては、都の政策は成功しているにも関わらず、国の対応が遅れていることを指摘。自身が、今年初めて花粉症にかかったことで、さらにその思いを強くしたとのこと。戦争については米・中の「生命に対する価値観の違い」を明言し、「戦争は所詮殺し合いでしかない」と一刀両断。「国のタガが緩んで溶け出す」との比喩で、日本を子どもたちに託すための青少年健全育成について、大人は責任を持たなければならないと締めくくった。
同法人会は、5000社以上の大型法人会として、5年間連続で全国一の会員増加率を誇る。野口会長は「会員一同、良き経営者としての研鑽を積んでいく。さらに社会貢献事業のための委員会も発足させた」と同会の方向性を示した。

石原都知事は「役人に欠けているのは金利に対する意識と時間コストの感覚」と、スタートから慎太郎節を発揮。バブル崩壊後、債務超過で銀行から借り入れ不能になった零細企業に対して、ローン担保証券と社債担保証券を発行した結果、現在ではそのうちの42社が上場。零細企業を救える例を示した。ディーゼル規制に関しては、都の政策は成功しているにも関わらず、国の対応が遅れていることを指摘。自身が、今年初めて花粉症にかかったことで、さらにその思いを強くしたとのこと。戦争については米・中の「生命に対する価値観の違い」を明言し、「戦争は所詮殺し合いでしかない」と一刀両断。「国のタガが緩んで溶け出す」との比喩で、日本を子どもたちに託すための青少年健全育成について、大人は責任を持たなければならないと締めくくった。
同法人会は、5000社以上の大型法人会として、5年間連続で全国一の会員増加率を誇る。野口会長は「会員一同、良き経営者としての研鑽を積んでいく。さらに社会貢献事業のための委員会も発足させた」と同会の方向性を示した。
