NPO法人地域の芽生え21(桑原里保理事長)=足立4丁目=が、足立区で育てたわすれな草約900株を、被災地に送り届け、宮城県石巻市立大川小学校の遺構周辺で移植した。
同NPOは桑原有広さん(48)を復興支援代表に、震災直後から被災地支援を続けている。希望を持ってもらいたいと「花未来プロジェクト」を始め、昨年は同所でひまわりを。今年は子ども34人が見つかった北斜面を、わすれな草でいっぱいにすることになった。
名乗りを上げた千住桜小、千住第五小、五反野小など学校と個人のボランティアが株を育成。
千住桜小(太田勝彦校長)は4~6年生による計画委員会が、全校で育てることを決め、昨年11月に預かった株をポットに移して、全13クラスがそれぞれ12~15株を大切に育ててきた。
3月13日(水)、12人の委員から桑原さんに約150株が引き渡された。中には早くも青く可憐な花をつけているものも。桑原さんは「花言葉は〈わたしを忘れないで〉。見つかっていない4人の子どもたちの目印になるようにしたい」と宣言。
計画委員長の三宅凛平くん(6年)は「枯れてしまうのもあって、困った時もありました」。水の量を工夫して対処したそうだ。「ちゃんと東北に咲いて、早く復興して街を元気にして欲しいです」と、真っ直ぐな目で話した。
みんなで育てた青い花で埋め尽くされた斜面の写真が届く日が待ち遠しい。
写真上/計画委員会から桑原さん(手前)に苗が渡された=千住桜小で
下/子どもたちが大切に育てたわすれな草に、花が咲いた

名乗りを上げた千住桜小、千住第五小、五反野小など学校と個人のボランティアが株を育成。
千住桜小(太田勝彦校長)は4~6年生による計画委員会が、全校で育てることを決め、昨年11月に預かった株をポットに移して、全13クラスがそれぞれ12~15株を大切に育ててきた。

計画委員長の三宅凛平くん(6年)は「枯れてしまうのもあって、困った時もありました」。水の量を工夫して対処したそうだ。「ちゃんと東北に咲いて、早く復興して街を元気にして欲しいです」と、真っ直ぐな目で話した。
みんなで育てた青い花で埋め尽くされた斜面の写真が届く日が待ち遠しい。
写真上/計画委員会から桑原さん(手前)に苗が渡された=千住桜小で
下/子どもたちが大切に育てたわすれな草に、花が咲いた