足立朝日

防犯力と日頃の鍛錬を披露

掲載:2006年1月20日号


 千住警察署(有吉正典署長)の武道始式が1月7日、千寿常東小体育館で行われた。
 柔剣道の演武の最初は、同署で学ぶ少年少女が練成稽古を披露、元気な声を響かせた。高点試合では管内の警察官の中から選ばれた各9人が、日頃の鍛練の成果を発揮し、勝ち抜きの勝負に挑んだ。迫力ある気合いと見事な技に、地元の招待客からため息と拍手が起こった。
 試合の間に行われた制圧逮捕術の演技では、刃物所持の不審者、空き巣狙い、日本刀を持って暴れる男を逮捕する3場面が演じられた。犯人役の警察官はいずれも演技達者で、客席から思わず笑いが。若い女性警官2人が合気道の華麗な投げ技を見せるなど、迫真の逮捕術を展開。他にも外国語のスピーチ、手品、歌、空手の演舞など署員たちの特技コーナーもあり、日頃の防犯力と地域との結束を存分にアピールした。


女性警官の華麗な技