足立朝日

●千住あそびまつり

掲載:2006年2月20日号
真冬の寒さ吹き飛ばす
カルタなどで大盛況

 千住大川町にある千住公園で2月5日、恒例の三世代交流・千住あそびまつりが開かれた。主催は千住子どもを育む地域連絡会(松本捷三会長)、千住児童館老人館(丸山澄子館長)。当日は晴天に恵まれ、大勢の子どもたちが大人たちと一緒に、元気に真冬の寒さを吹き飛ばした。
 竹とんぼ、型や、輪投げなど12コーナーを、主催者のほか老人館利用者、体育指導員などが担当した。千寿双葉小を拠点に、子どもの安全を守る活動をしている地域の組織「ガーディアンシップ」も縁の下の力持ちとして活躍。ベーゴマでは子どもよりも熱くなるお父さんの姿も。
 このまつりは何しろ、ゲームが大きい。目玉の紙相撲は、身長が1m以上ある巨大な紙の力士を戦わせるので迫力満点。オセロでは、初参加の老人館利用者たちが職員の心配をよそに、子どもに負けないパワーで熱戦を繰り広げた。また、千寿かるたはB4サイズというだけでなく、1枚1枚が手づくりの傑作揃い。題材はお化け煙突など全て千住のもの。10年以上前に地域連絡会と老人クラブが作り、松本会長筆もある。
 最後に各ゲームの優勝者に、お菓子で飾られたカップや王冠などが贈られ、子どもたちは大喜びだった。
         

    名物の大型紙相撲で大盛り上がり    千寿かるた