足立朝日

●小学生が環境への取り組み実践

掲載:2006年3月5日号
3R作文コンクール、キッズISO表彰
 あだち3R推進作文コンクールとキッズISOの表彰式(足立区、区民環境フォーラム主催)が2月18日、Lソフィアで行われた。
 3Rとは個人ができる環境への取り組みの一つで、リデュース(ごみを減らす)、リユース(繰り返し使う)、リサイクル(資源として再生)のこと。作文コンクールには12小学校562人が応募、40人が表彰された。優秀賞など受賞の10人が壇上で作文を朗読。家庭ごみや街で拾ったごみの内訳を調べ、大半が燃えないごみだと突き止めた、生ごみ減量のため食べ残しを止めた、コンビニ袋を断るようにしているなど。素直な熱意溢れる発表に、家庭での子どものリーダーシップが期待される。
 キッズISOは、国際芸術技術協力機構が開発した子ども向け環境学習プログラムで、初級編は8週間、家庭内の電気、ガス、水道の使用量とごみを減らす方法を考えて実践、効果を把握するというもの。一定水準以上の達成者に国際認定証が授与される。区内で認定された46人と内45人が在籍する千寿桜小、梅島小が区から表彰された(1人は昨年の綾瀬小卒業生)。
〈3R作文コンクール〉最優秀賞=塩野雅(西新井第一)、優秀賞=屋島なつみ(同)、石川美佳(同)、中山沙織(綾瀬)、田中碧人(同)、郡司実紅(竹の塚)、今井晴香(梅島第二)、立岡真由美(同)、酒井直(千寿桜)、特別賞=西岡美香(同)。


最優秀賞の塩野雅さん