足立朝日

●キッズＩＳＯ特別賞受賞
千寿桜小　麻生さん、小池さん
　キッズＩＳＯ初級編で国際認定を受けた区内46人の中で、千寿桜小学校（角田勝彦校長）６年の麻生絢香さんと小池束紗（つかさ）さんが、特別賞を受賞した。特に優秀な成績に対して贈られるもので、麻生さんが電気事業連合会会長賞、小池さんが財団法人日航財団賞。
　省エネに取り組んだのは夏休みの８週間。小池さんは「メーターを毎週チェックしなければいけないので、忘れそうになった」、麻生さんは「毎週、家族会議で電気の使用量をどうすれば減らせるか考えた」と苦労を話す。２人がそれぞれの家庭でリーダーとなり、クーラーの設定温度や電気のつけっぱなし、水道の出しっぱなしなどに気をつけ、家族の協力を得た成果だ。
　以前は「自分がどれくらい使っているかわからなかったので、やろうとしなかった」と小池さん。今回の挑戦で、２人とも気をつけるようになったという。受賞の喜びを、小池さんは「暑いけど着るもので調節して努力したので、始めはびっくりしたけどうれしい」、麻生さんは「夏休みの間、家族とも協力できたのでとてもうれしかった」と話した。


（左から）麻生絢香さん、小池束紗さん