日本の歴史と文化の素晴らしさを伝えたい
「お江戸ル」とは何ぞや? そう疑問に思った時には、既に広くて深いお江戸ルワールドの中。「江戸好き」+「アイドル」に「江戸をする(=楽しむ)」という「動詞」をかけた、世界で唯一の肩書きだ。
最年少の25歳で、合格率5%の江戸文化歴史検定1級を取得。ドラえもん検定博士号も持ち、歴史オタクと漫画オタクを自認する。
江戸への情熱、豊富な知識と洞察力を生かして、ラジオやテレビなどで活躍。「あだち区民大学塾」(NPO法人楽学の会主催)の講師も務めた。12月15日(日)の中央図書館主催のトークイベントでは、ゲストのなぎら健壱を相手に千住の魅力を語る(受付は終了)。
幼少時から時代劇好きの祖父母の影響で、「お姫様やお侍さんのいる世界」に憧れた。小4の時、父の書斎で司馬遼太郎の小説「燃えよ剣」を読んで新選組にハマったのが、極めるきっかけに。その歳で関連本をほとんど読み漁ったというから、ただ者ではない。
中学時代には、「誰かが作った世界を読むのではなく、自分なりの史観を持ちたい」と、14代将軍・徳川家茂こと「モッチー」に着目。資料から、残っていた31本の歯のうち30本が虫歯だったと知り、激動の幕末に13歳で将軍職についたストレスを甘いもので解消していたとの結論に到達した。
「同世代でこんなに頑張っている人がいたなら、私も少しぐらいのことは頑張れる! と思った」。歴史上の人物を見る目線は常に等身大。それが魅力の発見に繋がるのだろう。
好きなことには妥協しない。歌舞伎役者になりたいと、市川猿翁の門を叩いたことも。明治大学で演劇学を学び舞台に立ったことで、「時代劇の世界の人物になれる素晴らしさ」を知り女優の道へ。
江戸関係の著書も多数。今年「UKIYOE17」(中経出版)と「EDO100」(小学館)を出版した。「浮世絵は当時のポップカルチャー。今の漫画のように庶民が楽しむもの。難しく考えないで」。江戸と漫画好きにとっては、たまらない題材という。
「日本史は面白い、歴史は暗記じゃない、ということを伝えたい。歴史を知ることは未来を知ること。江戸の良さを今に生かしたら最強じゃないかな」。自国の文化の素晴らしさを知ることが、他国を理解することに繋がると考える。
好きなものはもう1つ。「足立区大好き。素晴らしい場所だということを発信していきたい」。生まれ育った街への愛情と感謝に、笑顔が誇らしく輝く。
「お江戸ル」とは何ぞや? そう疑問に思った時には、既に広くて深いお江戸ルワールドの中。「江戸好き」+「アイドル」に「江戸をする(=楽しむ)」という「動詞」をかけた、世界で唯一の肩書きだ。
最年少の25歳で、合格率5%の江戸文化歴史検定1級を取得。ドラえもん検定博士号も持ち、歴史オタクと漫画オタクを自認する。

幼少時から時代劇好きの祖父母の影響で、「お姫様やお侍さんのいる世界」に憧れた。小4の時、父の書斎で司馬遼太郎の小説「燃えよ剣」を読んで新選組にハマったのが、極めるきっかけに。その歳で関連本をほとんど読み漁ったというから、ただ者ではない。
中学時代には、「誰かが作った世界を読むのではなく、自分なりの史観を持ちたい」と、14代将軍・徳川家茂こと「モッチー」に着目。資料から、残っていた31本の歯のうち30本が虫歯だったと知り、激動の幕末に13歳で将軍職についたストレスを甘いもので解消していたとの結論に到達した。
「同世代でこんなに頑張っている人がいたなら、私も少しぐらいのことは頑張れる! と思った」。歴史上の人物を見る目線は常に等身大。それが魅力の発見に繋がるのだろう。
好きなことには妥協しない。歌舞伎役者になりたいと、市川猿翁の門を叩いたことも。明治大学で演劇学を学び舞台に立ったことで、「時代劇の世界の人物になれる素晴らしさ」を知り女優の道へ。
江戸関係の著書も多数。今年「UKIYOE17」(中経出版)と「EDO100」(小学館)を出版した。「浮世絵は当時のポップカルチャー。今の漫画のように庶民が楽しむもの。難しく考えないで」。江戸と漫画好きにとっては、たまらない題材という。
「日本史は面白い、歴史は暗記じゃない、ということを伝えたい。歴史を知ることは未来を知ること。江戸の良さを今に生かしたら最強じゃないかな」。自国の文化の素晴らしさを知ることが、他国を理解することに繋がると考える。
好きなものはもう1つ。「足立区大好き。素晴らしい場所だということを発信していきたい」。生まれ育った街への愛情と感謝に、笑顔が誇らしく輝く。