
荒川千住新橋緑地(ワンド広場)で2月5日、恒例のサケの放流が行われ、家族連れなど約400人が参加した。わらべの会(桑原輝雄会長)と五反野おやじの会(近藤尚登会長)の共催で、五反野小学校(三原徹校長)が機材提供などで協力。おやじの会の井口信昭さんが運営を担当した。
12月に配られた1万2000個のサケの卵は、学校や家庭で孵化させ大切に育てられてきた。この日集まった稚魚は、およそ6000匹。栗原小学校は全学年100人以上が孵化と飼育を体験。2年生は「全員うまく育った!」「面白かった」「別れるのは淋しかった」と、川に放した稚魚を元気に見送った。近隣の葛飾区の小学校や、足立区から異動してきた先生に教えられたという文京区の小学校も参加。また、この日たまたま土手すべりに来ていたボーイスカウト足立8団の子どもたち17人が、飛び入りで放流を体験した。
サケの戻れるようなきれいな川にしようと、全員で川原のごみ拾いをした後、とん汁で体を温めた。

ちゃんと泳げるかな