お正月。いつも改まった気持で過ごせるのが、この時期。
「枕草子」で清少納言は、かの有名な「春は、あけぼの……」の次の稿で、「ころは、正月、三月、四月、五月、七八九月、十一ニ月、すべてをりにつけつつ、一年ながらをかし」(一年中で好きなころは、お正月……十一ニ月のころ、こんなに並べると、すべていつでもその時その折につけて、一年中好きなことになる)と書いているが、なぜか二月、六月が抜けている。寒い寒い二月、梅雨の六月はやはり嫌いなのか、でも、あの頃は旧暦だし、昔は地球の温暖化もなかったし、と考えると浅学な小生などは分からなくなる。
清少納言は、その次の稿で「正月一日は、まいて空のけしきもうらうらと……」と書き、「お正月」を礼賛。
それにつけても、電車の中でのほぼ全員の携帯電話、スマートフォンとの「にらめっこ」何とかならないかなあ。清少納言なら「あさましきもの」と言うか「見苦しきもの」と言うか……。 (編集長)
「枕草子」で清少納言は、かの有名な「春は、あけぼの……」の次の稿で、「ころは、正月、三月、四月、五月、七八九月、十一ニ月、すべてをりにつけつつ、一年ながらをかし」(一年中で好きなころは、お正月……十一ニ月のころ、こんなに並べると、すべていつでもその時その折につけて、一年中好きなことになる)と書いているが、なぜか二月、六月が抜けている。寒い寒い二月、梅雨の六月はやはり嫌いなのか、でも、あの頃は旧暦だし、昔は地球の温暖化もなかったし、と考えると浅学な小生などは分からなくなる。
清少納言は、その次の稿で「正月一日は、まいて空のけしきもうらうらと……」と書き、「お正月」を礼賛。
それにつけても、電車の中でのほぼ全員の携帯電話、スマートフォンとの「にらめっこ」何とかならないかなあ。清少納言なら「あさましきもの」と言うか「見苦しきもの」と言うか……。 (編集長)