足立朝日

●渕江第一小
４～５年生が踊りの特訓
わらび座がＮＥＷソーラン節
　渕江第一小学校（冨樫眞樹子校長）で「わらび座」によるワークショップが行われ、２月27日と28日には５年生が、３月３日には４年生が、同劇団の俳優たちから「ＮＥＷソーラン節」の勇ましい踊りを習った。
　この５月20日から１カ月間、シアター１０１０でわらび座ミュージカル「銀河鉄道の夜」が上演される。教委の協力で、現在区内小・中学校60校が観劇予定。それに先駆けて、観劇校との交流を図ることで同作品へより親しみを持ってもらおうと、役者たちが率先して希望校を回っている。
　同校へは、３日間とも俳優の川口樹さんと田郷真友さんが来校し、児童たちに熱く語りかけながら動作の一つひとつを解説。「これは誰の踊り？」「漁師！」「そうだね、じゃあ何を獲っているの？」「ニシン！」などとテンポ良く子どもたちをソーラン節の世界に導いた。
　５年生は南中ソーランを踊った経験があり、２人の指導でさらにバージョンアップ。４年生も初めてとは思えない勢いで、すぐに踊りをマスターした。
　両学年とも、教える側が驚くほどの元気な声で「どっこいしょ！」などの掛け声。５年３組担任の古閑（こが）理恵子教諭は、「子どもたちが、すごい集中力で踊りを吸収する姿を見て感動！」と笑顔。冨樫校長は「感性豊かなこの時期に、普段の勉強とは違う経験をさせたかった」と、その成果を喜んだ。


ＮＥＷソーラン節にチャレンジする４年生