足立朝日

第10回 こころの健康フェスティバル

掲載:2006年3月20日号
●交流で心の病を考える
第10回こころの健康フェスティバル

 足立区こころの健康フェスティバルが3月4日、区役所アトリウムと庁舎ホールなどで開かれた。心の病や障がいを持つ人との交流を通じて理解を深め、同時に心の健康増進を図るのが目的。今回、10周年を記念してポスターコンクールも行われた。
 当事者の会、家族会、共同作業所、医療機関、ボランティアなど40以上の団体が参加。アトリウム・正面広場では各団体が模擬店やバザーを開き、多くの来場者で賑わった。また、第七中学校の身障学級の生徒26人が太鼓とソーランを披露した。
 ホールではオープニングに第十一中吹奏楽部が演奏。午後は映画「Shall We ダンス?」の芸術監督やテレビ番組「ウリナリ芸能人社交ダンス部」などで知られるwatari(ワタリ)氏が、「命リセット~うつ病を克服した私」のタイトルで講演した。続く座談会「当事者の現実を知ろう」では、当事者の会「ほっとする会」「足立べてる」「オアシス」がそれぞれの経験を語り合った。


当事者による座談会