足立朝日

小中一貫校 興本小学校がスタート

掲載:2006年4月20日号
 4月6日、足立区初の小中一貫校「興本扇学園」(砥柄敬三・とつかけいぞう・校長)の開設式が、興本小学校体育館で行なわれた。式典では、統一校章、校旗を紹介。校章の作者は卒業生の大前美月さん(現在は高校生)。
 開設宣言、校長、来賓の式辞後、児童代表の松本葉さん(4年)が「お兄さん、お姉さんたちと一緒に学校生活を送るので楽しみ。東校舎では最高学年の4年生になるため、いい学校にしていきたい」、生徒代表の最高学年となる9年生の大谷優貴さんは「最上級生としての不安や期待、責任の重さを感じている。伝統は守りたい。同学園発展のために努力したい」と述べた。式典後は対面式も行なわれた。同学園では1年生から英語の授業で、言葉や文化も学んでいく。
 足立区では新田地区の小中一貫校が平成22年に開設予定となっており、新たな学校政策で学力向上や健全育成が期待される。


小中一貫校となった興本扇学園の開設式