
4月14日、ASA旭町(イワキ)のあさひホールで『ファミリー演芸会』が行われた。例年、中高年を対象に寄席を行ってきたが、今年は家族を対象に落語のほかマジックや講談を取り入れた。当日は、子どもから大人までおよそ70人のお客さんが演芸を楽しんだ。
ハナは講談の神田あやめさん。題目は、貧困家庭に育った親思いの女性が高名な俳句の師匠に弟子入りするまでのサクセスストーリー「秋色桜(しゅうしきざくら)」。独特の語り口にみな熱心に聞き入った。続いて登場したのがマジックの伊藤夢葉(むよう)さん。カードマジックあり、お客さんを巻き込んだマジックありで、会場をおおいに沸かせた。取りを務めたのは、元同社の社員・二つ目の昔々亭笑海(しょうかい)さん。落語になじみの薄い子どもたちに落語クイズを出し、有名な「じゅげむ」で一席。子どもたちはもちろん、大人も楽しめる取りにふさわしい内容だった。


夢葉さんのマジックに 取りの笑海さん
子どもたちも夢中