◆◇若者の就労を支援
あだち若者サポートステーション開設
若者の就労支援施設「あだち若者サポートステーション」が5月22日、東京芸術センター8階にオープンした。
昨年6月に北千住マルイ前に開設された「あだちヤングジョブセンター」がリニューアル移転したもので、運営は国・都・区とNPO法人の官民協働という全国でも画期的な施設。明るく見晴らしのいい室内には自由に使えるパソコン数台が置かれ、履歴書などの作成ができるほか、就業について気軽に話せるキャリアカウンセラーもいる。
この日は施設前廊下でテープカットが行われ、鈴木恒年区長、新井ひでお区議会議長、鴨下一郎衆議院議員、厚生労働省職業能力開発局育成支援課・半田有道キャリア形成支援室長、NPO法人青少年自立支援センター工藤定次理事長が参加。
21階天空劇場に移動して行われた記念式典には町会・自治会、商店街関係者、民生・児童委員、青少年委員らも出席。鈴木区長は「皆様との協働で若者の就労支援に取り組み、全国の先駆的存在となれるよう努力したい」と挨拶した。
式典後は放送大学の宮本みち子教授が「若者の自立を支援する」をテーマに講演。この10年間、短大・大卒の非就職者は4倍に急増。学校嫌いの増加、生きる意欲の低下など、時代の価値の変化による問題の根深さを挙げ、「格差社会を防ぐためにも、様々なリスクを抱えている若者の早期発見早期支援が必要。(同施設は)ぜひ学校との連携を」と語った。アツキヨによるミニコンサートもあり、5月発売の小椋桂による新曲「君の夢を聞けば」や手話などを披露した。

宮本教授の講演 サポートステーション室内
あだち若者サポートステーション開設
若者の就労支援施設「あだち若者サポートステーション」が5月22日、東京芸術センター8階にオープンした。
昨年6月に北千住マルイ前に開設された「あだちヤングジョブセンター」がリニューアル移転したもので、運営は国・都・区とNPO法人の官民協働という全国でも画期的な施設。明るく見晴らしのいい室内には自由に使えるパソコン数台が置かれ、履歴書などの作成ができるほか、就業について気軽に話せるキャリアカウンセラーもいる。
この日は施設前廊下でテープカットが行われ、鈴木恒年区長、新井ひでお区議会議長、鴨下一郎衆議院議員、厚生労働省職業能力開発局育成支援課・半田有道キャリア形成支援室長、NPO法人青少年自立支援センター工藤定次理事長が参加。
21階天空劇場に移動して行われた記念式典には町会・自治会、商店街関係者、民生・児童委員、青少年委員らも出席。鈴木区長は「皆様との協働で若者の就労支援に取り組み、全国の先駆的存在となれるよう努力したい」と挨拶した。
式典後は放送大学の宮本みち子教授が「若者の自立を支援する」をテーマに講演。この10年間、短大・大卒の非就職者は4倍に急増。学校嫌いの増加、生きる意欲の低下など、時代の価値の変化による問題の根深さを挙げ、「格差社会を防ぐためにも、様々なリスクを抱えている若者の早期発見早期支援が必要。(同施設は)ぜひ学校との連携を」と語った。アツキヨによるミニコンサートもあり、5月発売の小椋桂による新曲「君の夢を聞けば」や手話などを披露した。


宮本教授の講演 サポートステーション室内