◆◇直木賞作家 朱川湊人氏講演
新田地域学習センター
昨年直木賞を受賞した花畑在住の作家・朱川湊人(しゅかわみなと・43歳)さんの講演会が、5月18日に新田地域学習センターで開かれた。
同センターでは4月から受賞作が表題となっている朱川さんの短編集『花まんま』(文藝春秋)を読む教室が開かれており、その最終回として企画されたもの。
一般参加者も含め70人が参加。下町育ちの朱川さんは、小説家を目指したきっかけ、受賞までの道のりや苦労話などを明るく気さくな口調で語り、聴衆を引き込んだ。ペンネームの「朱川」は朝日に映える荒川から取ったことや、梅田を舞台にした『わくらば日記』など様々な作品のエピソードも明かされ、客席からは感嘆の声が上がることも度々。
「35歳を過ぎてから、自分の考えの及ばない運命や力を感じる。いろいろあっても、意志の力と笑顔があれば渡っていける」と、作品同様あたたかさの滲む言葉があった。
質疑応答では「描写に感動した」という元教育委員の髙田一雄さんから、舞台になった場所についての質問も。最期にサイン会が行なわれ、参加者たちは作品の感想を伝えるなどして、ひと時の交流を楽しんだ。

様々な作品のエピソードに客席から感嘆の声も
新田地域学習センター
昨年直木賞を受賞した花畑在住の作家・朱川湊人(しゅかわみなと・43歳)さんの講演会が、5月18日に新田地域学習センターで開かれた。
同センターでは4月から受賞作が表題となっている朱川さんの短編集『花まんま』(文藝春秋)を読む教室が開かれており、その最終回として企画されたもの。
一般参加者も含め70人が参加。下町育ちの朱川さんは、小説家を目指したきっかけ、受賞までの道のりや苦労話などを明るく気さくな口調で語り、聴衆を引き込んだ。ペンネームの「朱川」は朝日に映える荒川から取ったことや、梅田を舞台にした『わくらば日記』など様々な作品のエピソードも明かされ、客席からは感嘆の声が上がることも度々。
「35歳を過ぎてから、自分の考えの及ばない運命や力を感じる。いろいろあっても、意志の力と笑顔があれば渡っていける」と、作品同様あたたかさの滲む言葉があった。
質疑応答では「描写に感動した」という元教育委員の髙田一雄さんから、舞台になった場所についての質問も。最期にサイン会が行なわれ、参加者たちは作品の感想を伝えるなどして、ひと時の交流を楽しんだ。

様々な作品のエピソードに客席から感嘆の声も