◆◇芭蕉サミットで千住の町にぎわう
船の旅立ち体験や石碑の除幕式も
5月13、14日に芭蕉サミットが開かれ、区内外から芭蕉の足跡を辿ろうと訪れた人々で千住の町は賑わった。
奥の細道の旅立ちをなぞって、芭蕉庵のあった江東区高橋桟橋から千住大橋までを船で遡る「旅立ち体験」には280人が参加。4艘の船には「千住大賑い会」(岡本行央代表)や区郷土博物館関係者らガイドが同乗した。昨年のサミット開催地で、芭蕉が最も長く滞在した尾花沢市の「歴史散歩の会」会員や、芭蕉が神田川近辺で働いていたことを検証する「神田川芭蕉の会」の酒井憲一会長も乗船。酒井氏は若い頃の芭蕉はダンディーで美少年好きという、後世のイメージとは違うユニークな一面を講義するなど、船ごとに個性豊かな約1時間の旅となった。参加者の女性は「うーんと得した感じ!」と声を弾ませた。
船の到着を待って千住大橋公園では、芭蕉に扮した鈴木恒年区長、新井ひでお議長らによって「奥の細道 矢立て初めの地」の石碑の除幕が行われた。石は福島産で、製作した坂本石材の坂本倫哉さんによると、芭蕉が向かう方向の石にこだわったそうだ。

大賑い会メンバーが
江戸時代の道を説明
船の旅立ち体験や石碑の除幕式も
5月13、14日に芭蕉サミットが開かれ、区内外から芭蕉の足跡を辿ろうと訪れた人々で千住の町は賑わった。
奥の細道の旅立ちをなぞって、芭蕉庵のあった江東区高橋桟橋から千住大橋までを船で遡る「旅立ち体験」には280人が参加。4艘の船には「千住大賑い会」(岡本行央代表)や区郷土博物館関係者らガイドが同乗した。昨年のサミット開催地で、芭蕉が最も長く滞在した尾花沢市の「歴史散歩の会」会員や、芭蕉が神田川近辺で働いていたことを検証する「神田川芭蕉の会」の酒井憲一会長も乗船。酒井氏は若い頃の芭蕉はダンディーで美少年好きという、後世のイメージとは違うユニークな一面を講義するなど、船ごとに個性豊かな約1時間の旅となった。参加者の女性は「うーんと得した感じ!」と声を弾ませた。
船の到着を待って千住大橋公園では、芭蕉に扮した鈴木恒年区長、新井ひでお議長らによって「奥の細道 矢立て初めの地」の石碑の除幕が行われた。石は福島産で、製作した坂本石材の坂本倫哉さんによると、芭蕉が向かう方向の石にこだわったそうだ。

大賑い会メンバーが
江戸時代の道を説明