足立朝日

◆◇テーピング講習会
スポーツ時の怪我をサポート
実技指導で習得
　足立区体育協会（岡田尋史会長）では、加盟連盟を対象に、スポーツ指導者は怪我をした時の処置を知っておこうと、５月22日「デーピング講習会」を開いた。協賛はニチバン㈱、大塚製薬㈱。
　講義にあたったニチバン㈱の北口文男氏は、テーピングは粘着性のテープで関節部の動きを制限、固定、筋肉を圧迫、サポートすることによって、怪我の予防、再発防止、受傷後の応急処置、リハビリ補助、痛みの軽減などの効果が得られると説明。スポーツで一番多いのは捻挫と言われ、当日は実際に、参加者全員が２人１組になって、テープを使ってのテーピングを行なった。
　テープには、非伸縮性で関節可動域の制限や固定用に使用するもの、適度な伸縮性があり膝、肘、肩に適するもの、伸縮が弱めの筋肉の動きをサポートするものがある。また、カブレを防ぐウレタン製のアンダーラップがある。


矢口氏（左）の講習を熱心に聞く参加者

　巻く注意点は、シワなく、テンションを一定に、効果的ポイントを通し、部位、効果にあったテーピングを選択する。
　参加者は「中々うまくいかないが、実際にやってみて覚えられた」、「練習中に怪我をした時に役立てたい」、「すごく勉強になる」など、みな真剣に取り組んだ。ニチバン㈱のホームページで写真入りの巻き方を見ることができる。当日はこのほか外反母趾のテーピングも行なわれた。また、同社ではテーピングセミナーも行なわれている。興味のある方は陛３６６３・６０７１ニチバン㈱関東メディカル営業部、ＨＰ