「えっ? 高速道路の逆走だって? そんなのありえない!」なんて、ひと昔前には言っていたよね。ところがどっこい、1月末の警察庁の発表によると、昨年全国の警察が把握した高速道路での車の逆走が224件もあったそうだ。しかも、内「運転手が認知症だった」ケースが12・1%の27件にのぼっていたという。もちろん、統計をとり始めて以来初の年間1割越えの数字だ。
逆走と言っても、首都高のような車の洪水のような場所では逆走しようにもしようがないし、車の少ない地方の高速道路での話だとは思うが、それにしても恐い。
超高齢化社会になっているというのに、社会のスピード感がどんどん進んでいる。それでなくても「おいてけぼり」をくう人たちが増えている。「認知症」などと言わずとも、このスピード感では、忘れたり、勘違いしたりすることも多い。「ひと呼吸置く」ことがますます大切な時代になっている。(編集長)
逆走と言っても、首都高のような車の洪水のような場所では逆走しようにもしようがないし、車の少ない地方の高速道路での話だとは思うが、それにしても恐い。
超高齢化社会になっているというのに、社会のスピード感がどんどん進んでいる。それでなくても「おいてけぼり」をくう人たちが増えている。「認知症」などと言わずとも、このスピード感では、忘れたり、勘違いしたりすることも多い。「ひと呼吸置く」ことがますます大切な時代になっている。(編集長)