足立朝日

学園通りストリートアート

掲載:2006年7月5日号
◆◇キャンバスは体育館
学園通りストリートアート

 千住旭町商店街で、恒例の学園通りストリートアートが6月18日に開かれた。通常は商店街の路上を使った青空イベントだが、今年はあいにくの雨のため千寿常東小体育館を使用。広い床の上は、創作に熱中するちびっ子アーティストたちで溢れた。
 壁際には工作などのミニ教室が設けられた。竹細工のバランスとんぼは人気で、午前中に全部なくなるほど。「石けんアート」に挑戦した5年の宮本菜美乃さんと白川真衣さんは、「粘土と違っていい匂い」と動物を完成させた。友人と指導にあたった初参加の丸山素直さん(大学2年)は「子どもたちの    長さ20m以上の
反応が楽しい」と手応えに笑顔。             ロール紙に伸び伸びお絵かき
 「ネイチャークラフト」は同小学校の図工の元教員・山口厚子さんが、「親しめば木の名前も覚えるのでは」と、木の実や枝など自然の材料を使った風車作りを考案。また、中1の駒田夏生くんは八百板恭介くん、小早川雄也くん、奥山龍佑くんと一緒に、小3から5年連続で昆虫の紙切りコーナーを出店。男の子たちの注目を集めた。
 イベントの目玉、長さ20m以上のロール紙のお絵かきに、千寿常東小フットボールクラブの3、4年が挑戦。花火とW杯をテーマに、のびのびとクレヨンを走らせた。