足立朝日

北千住ガーディアン発足

掲載:2006年7月5日号
◆◇パトロールで子どもの安全を
北千住ガーディアン発足

 千住地域の安全を守るための自主防犯組織「北千住ガーディアン」が誕生した。北千住駅周辺を月1回、夜間パトロールする。
 メンバーは3年前に発足したソフトボールの「千寿リーグ」に所属するお父さんたちを中心に、千寿、千寿常東、千寿桜、千寿本町、千寿双葉、千寿第八の6小学校の保護者、地域住民など120人。昨年、千寿双葉小の父母で結成された「ガーディアンシップ双葉小」が活動の先駆けとなった。
 6月17日夜、千住警察署で発足式が行なわれ、おそろいの黄色のTシャツと赤白のキャップを身に着けたメンバーが勢ぞろいした。吉川和宏代表は「これだけ一つになれたのは日頃のコミュニケーションのたまものでは。地域に根付いて何年も子どもたちを守っていけたら」と挨拶。有吉正典千住警察署長からエールと共に、パトロール腕章が手渡された。
 岩田徳生隊長の宣誓で心を一つにした一同は、北千住駅前ペデストリアンデッキに移動。黄色の軍団は通行人の注目を集めながら、学校ごとのグループに分かれて初パトロールへと出発した。黄色いTシャツ姿が、今後犯罪の抑止力になることが期待される。


黄色のTシャツが正義の目印