足立朝日

NPOまつり

掲載:2006年7月20日号
◆◇NPOまつり
響きあうこれからのNPO活動

 A‐net(足立区NPO法人連絡会)主催の「あだちNPOまつり」が6月10日、竹の塚地域学習センターで開かれた。2回目の今年は「響き合うこれからのNPO活動」がコンセプト。
 根本明・区福祉部参事(高齢サービス課長)が「ここが変わった介護保険」のテーマで講演。国民1人あたり637万円の借金を抱えている計算になる財政難の中で、介護保険の総費用は当初の予想を大きく超え年10%伸び続けている。足立区の保険給付額も3年後には2倍に増えると予想される。
  国は介護保険の費用削減のため、予防重視型への転換を図っている。根本課長は、介護保険と障害者施策が統合されるとの予測から、NPOは様々な制度見直しの中で模索していくことになると話した。
 続くパネルディスカッションでは、足立在宅支援サービス・ハンドインハンドすこやかの若松冨美さんの進行で、根本課長、NPOの大井愛子さん(なごみ会)、長谷川律子さん(わいわい)、大久保信之さん(くまハウス)が、現場の意見を述べた。