足立朝日

足立区大会優勝 都大会へ 千住桜堤中サッカー部

掲載:2006年7月20日号


 平成18年度東京都中学校総合体育大会兼サッカー選手権大会・足立区予選が6月17日~24日開かれ、千寿桜堤中学校(柳原二丁目・高橋和夫校長)サッカー部が優勝した。
  初戦は1―1でPK戦となり4―2、2回戦1―0、決勝の第十中には1―0で勝利した。7月1日からのブロック大会に進み、リーグ無敗で都大会出場を決めた。
  顧問の黒澤剛教諭は「小柄な子が多いですが、技術と気持ちで頑張っています。チーム力が良く子どもたちはのびのびと練習しています。この結果も地域の皆様のおかげです」と話す。
  練習は火曜から金曜の放課後。校庭は火曜と隔週の木曜しか使用できないため、土手での練習となる。また土日は千寿常東FCで朝から夕方まで1日中練習する。
 主将の村岡昂平君は「シュートを決めた時は嬉しい。好きな選手は中田英寿、夢はサッカー選手」と明るくトップ下で活躍する。副主将の宮崎開平君と柴原啓太君は、右サイドハーフとボランチを務める。「ここまでの試合は苦しい試合もあった。練習は走る時が辛いけど楽しい」という。中田と中村俊輔のファンだ。川口能活が好きというキーパーの松下康平君は、PKを止めたり、大きな声で仲間に声をかけるチームの守護神だ。チームワークが良く、元気で明るいサッカー部は、全国大会を目標にのびのびと練習に励んでいる。
  また、足立区からは第十四中と第十二中が都大会へ出場する。激戦を勝ち抜いて関東、全国へと夢は膨らむ。


足立予選で優勝、ブロック大会も勝ち抜き都大会へ