足立朝日

青パト隊発足

掲載:2006年8月5日号
◆◇青パト隊発足
犯罪抑止にクルマで

 青色回転灯を装備した車で地域を巡回する「足立区安全安心パトロール隊」(通称青パト隊)が結成され7月14日、区庁舎マルチビジョン前で出発式が行なわれた。
  隊員は町会・自治会、PTA、防犯協会などから推薦された防犯活動経験者の有志、134人(同日現在)。区が車両を用意、隊はパトロール時に申請して利用する。区が区民に車を貸し出す形でのパトロールは、都内初。
 式典には生活安全推進協議会委員、揃いの青色のベストを着た隊員約50人が出席。高橋忠隊長(80歳・町会自治会連合会防犯部長)に、鈴木恒年区長から委嘱状が手渡された。高橋会長は挨拶で「身の引き締まる思い。地域、区、警察、消防などとより密な連携を図ると共に、防犯リーダーとして安全安心な町・足立の実現をめざしていく」と述べた。
 専用車両はパトカーと同色の車体で、屋根に青色回転灯が装備されているほか、後部座席を倒して傷病者の収容が可能な作りになっている。隊員4人が分乗し、外の連絡通路から颯爽とパトロールに出発した。街の犯罪抑止効果が期待される。
        

     青パトが颯爽と出発     挨拶する高橋隊長