◆◇画家・永沢まことさん 母校でスケッチを指導
本木小学校(小見令子校長)が創立130周年を記念して、同校卒業生で画家の永沢まこと氏(70歳)の講演会を開いた。
永沢氏は世界中を旅し、風景や人物を中心に数多くの作品を発表。区の広報誌の表紙として描かれた「足立60景」は、広く区民に親しまれている。
多目的室に集った6年生51人を前に、永沢氏は生まれ育った本木町や同校の思い出、開成中学校で入部した新聞部で先生の似顔絵を描いたことが、画家の原点となったことなどを語った。
そしていよいよ、スケッチの実践。永沢氏の手法は、下描きをせずに直にペンで描くというもの。子どもたちは最初は戸惑いながらも、永沢氏のアドバイスや激励を受けてトマトやトウモロコシなどを熱心にスケッチした。「ペンの方が描きやすかった」「一点突破の考え方がすごく勉強になった」という児童の声もあった。
村上太一君と片倉麻緒さんが児童代表でお礼を述べ、永沢氏は「ペンで描くということは、人生に消しゴムはきかないという生き方にも通じる」とメッセージを贈った。

子どもたちにアドバイスする永沢さん
本木小学校(小見令子校長)が創立130周年を記念して、同校卒業生で画家の永沢まこと氏(70歳)の講演会を開いた。
永沢氏は世界中を旅し、風景や人物を中心に数多くの作品を発表。区の広報誌の表紙として描かれた「足立60景」は、広く区民に親しまれている。
多目的室に集った6年生51人を前に、永沢氏は生まれ育った本木町や同校の思い出、開成中学校で入部した新聞部で先生の似顔絵を描いたことが、画家の原点となったことなどを語った。
そしていよいよ、スケッチの実践。永沢氏の手法は、下描きをせずに直にペンで描くというもの。子どもたちは最初は戸惑いながらも、永沢氏のアドバイスや激励を受けてトマトやトウモロコシなどを熱心にスケッチした。「ペンの方が描きやすかった」「一点突破の考え方がすごく勉強になった」という児童の声もあった。
村上太一君と片倉麻緒さんが児童代表でお礼を述べ、永沢氏は「ペンで描くということは、人生に消しゴムはきかないという生き方にも通じる」とメッセージを贈った。

子どもたちにアドバイスする永沢さん