◆◇アフリカから20人の先生が訪問
第四中
アフリカ諸国は不十分な学校設備で、生徒のほとんどが教科書を持っていない。教員を養成する機関が少なく、教師の授業に対する関心は低い。 独立行政法人国際協力機構(JICA)が主催する「青年招へい事業」は、アジア・アフリカ・中南米諸国から青年を招き、専門分野についての研修や日本青年との交流、ホームステイを通じ相互理解を深めることを目的としている。
7月5日、第四中学校(和田雅光校長)は「JICAアフリカ混成仏語圏(中東理数科2)」の教員グループ(20人)の訪問を受け入れた。教員たちは、各クラスで子どもたちと一緒に給食を食べ、子どもたちは恥ずかしがりながらも、覚えたての英語で一生懸命話しかけるなど、微笑ましい光景もみられ交流を楽しんでいた。
アフリカ諸国の教員の教え子たちは、休暇に働いてノートや本を買う。成績が悪いと進級できない。自国の生徒とどれだけ環境が違うか是非、見てもらいたいと経済的に恵まれない現状を訴えた。カメルーンから訪問したセブラン先生は「日本に来る前は外国人に対して好意的でない国だと思っていたが、温かく迎えてくれてうれしい。アフリカは捨てられた子どもが多い。日本は子どもが国から保護されていて好ましい。四中の子どもたちは先生や地域の方々から守られているのではないか」と話した。

子どもたちに話しかけるシッセ先生
第四中
アフリカ諸国は不十分な学校設備で、生徒のほとんどが教科書を持っていない。教員を養成する機関が少なく、教師の授業に対する関心は低い。 独立行政法人国際協力機構(JICA)が主催する「青年招へい事業」は、アジア・アフリカ・中南米諸国から青年を招き、専門分野についての研修や日本青年との交流、ホームステイを通じ相互理解を深めることを目的としている。
7月5日、第四中学校(和田雅光校長)は「JICAアフリカ混成仏語圏(中東理数科2)」の教員グループ(20人)の訪問を受け入れた。教員たちは、各クラスで子どもたちと一緒に給食を食べ、子どもたちは恥ずかしがりながらも、覚えたての英語で一生懸命話しかけるなど、微笑ましい光景もみられ交流を楽しんでいた。
アフリカ諸国の教員の教え子たちは、休暇に働いてノートや本を買う。成績が悪いと進級できない。自国の生徒とどれだけ環境が違うか是非、見てもらいたいと経済的に恵まれない現状を訴えた。カメルーンから訪問したセブラン先生は「日本に来る前は外国人に対して好意的でない国だと思っていたが、温かく迎えてくれてうれしい。アフリカは捨てられた子どもが多い。日本は子どもが国から保護されていて好ましい。四中の子どもたちは先生や地域の方々から守られているのではないか」と話した。

子どもたちに話しかけるシッセ先生