足立朝日

寶智山 十両優勝

掲載:2006年8月5日号


 境川部屋(境川親方・舎人四丁目)の寶智山関が、名古屋場所で初の十両優勝を果たした。
  平成12年3月に初土俵を踏み、同年五月場所で序ノ口優勝。今年の三月場所で十両に昇進し、同場所8勝7敗、五月場所10勝5敗、といずれも勝ち越した。十両3場所目の今回、13勝2敗の好成績で千秋楽前日に優勝を決めた。
  2月に区長応接室を訪れ、鈴木恒年区長らの激励を受けた際、「得意なのは立ち上がりから一気に走ること。一日一日気合を入れて取っていきたい」と話していた寶智山。先輩・岩木山(前頭十枚目)に続き、十両昇進の激励会で区長と  境川部屋2人目の幕内昇進の期待が高まる。
(今年2月)
◆本名=棟方幸観(ゆきみ)、昭和57年1月18日生まれ、青森県弘前市出身、身長189㎝、体重145㎏。