足立朝日

千住児童館 公園をきれいにし隊

掲載:2006年8月20日号
◆◇千住児童館
公園をきれいにし隊

 千住児童館(千住元町34‐1・丸山澄子館長)では、小学校低学年による子ども探検隊の活動を毎月行っている。今年は「公園をきれいにし隊!」と題して、毎回地域の公園などにゴミ拾いに出かけている。
 子どもたちは自分でゴミを拾うことで、ゴミを捨てないマナーが身に付く。昨年取り組んだ「ちいき安全まっぷ作り」で学んだ「ゴミや落書きなどがないきれいな場所は、人の目の関心が高く犯罪が起きにくい」という犯罪機会論に基づいた防犯も兼ねている。
 子どもたちは好きな色を塗った『子ども探検隊』のシールを服に貼り、金ばさみを持って出発。外に出るなり、すぐに道路のゴミを拾い始めた。植え込みの奥に入って探したり、遠くに落ちているゴミにも走っていくなど、手抜きせずにみんな一生懸命。
 途中、セミの抜け殻を見つけたり、落ちていた蝶の幼虫を葉の上に戻してあげるなど自然との触れ合いも。参加した子どもたちからは「タバコの吸殻がいっぱいあった。ポイ捨てする人が減るといいな」「見えにくい場所にゴミがいっぱいあった」など感想が聞かれた。
  ゴミ拾いの後は、お待ちかねの遊びの時間。7月28日の水鉄砲合戦では、和紙の的を狙って、元気に走り回った。


手抜きしないで一生懸命