足立朝日

境川部屋力士が助っ人

掲載:2006年9月5日号
◆◇境川部屋力士が助っ人
諏訪神社で少年角力大会

 舎人二丁目の諏訪神社で、舎人町会(平柳茂雄会長)の青年部(田口光男部長)主催で、伝統の少年角力大会が8月27日に開かれた。
 舎人四丁目の境川部屋の力士たちが、助っ人として参加。今年は丁度神社の祭礼日にあたり、関係者にも気合が入った。本殿前に何日もかけて作られた土俵に、園児と小学生の総勢172人が上がった。まわし姿で懸命に踏ん張る子どもたちに、大人たちから熱い声援が飛んだ。たどたどしい押し合いで勝負のつかない取り組みに、あたたかい笑いが起こる一幕も。
 ぶつかり稽古では、束でかかってくるちびっ子に力士がユーモアたっぷりに応戦、土俵に転がった。笑顔でガッツポーズの京谷駿吾くん(4歳)は「自分(の取り組み)は負けたけど大きいお相撲さんには勝った。楽しかった」と満面の笑顔。
  子ども時代に毎年出場していたという高橋重信さん(60歳)は、初孫のと観戦。一ちゃん(10カ月)はオムツの上からまわしを締めやる気満々(?)だったが、相手が居ず不戦勝だそうだ。
  岩木山関と寶智山関も訪れ、盛り上がった。


ぶつかり稽古で
力を合わせて「えいっ」