足立朝日

千住こども見守り隊

掲載:2006年9月20日号
◆◇千住こども見守り隊発足
登下校は地域の目で安全に

 小学生の下校を見守る「千住こども見守り隊」の発足式が8月30日、千住警察署で行われた。
  登下校中の児童が被害に遭う事件が他県で連続して発生したことから、隊員を募集。PTA、町会、母の会、おやじの会、防犯協会、生命保険会社などに声をかけたところ、72団体1900人が集った。
 代表者80人を前に有吉正典署長は「子どもが視野から消えるまで目を離さないでいてもらえれば、1900人の目になる」と期待を託した。岩城善之・千寿常東小PTA会長が宣誓を行い、署長から横山堂侑・千住一丁目町会防犯支部長に腕章が交付された。家の戸口に貼るステッカー「こども見守り隊の家」もあり、「こども110番」同様、子どもの安全に一役買う。
  隊員たちは、小学生の下校時刻の1時30分前後には仕事や家事の手を休め、自宅前などで数十分見守る。


宣誓する岩城PTA会長