足立朝日

のぼり旗立て 緑工会 通学路の安全を呼びかけ

掲載:2006年10月5日号
◆◇のぼり旗立て 緑工会 通学路の安全を呼びかけ
 地域の交通安全のために、自主活動をしている民間事業者の団体がある。千住緑町一丁目の工場経営者たちで作る「緑工会」(三井宏之会長)だ。
隅田川と京成線の線路に挟まれた戦前からの工場地帯で、工場兼住居が立ち並ぶ。昭和10年に発足した会には現在33社が加入し、町内清掃、防犯パトロールなど地域活動を行ってきた。
近年事業者の入れ替わりによって、業務用の車両が激増。子どもたちは通学時、駐車車両をよけながら歩き、その横を交通安全を呼びかける  トラックが走り抜けるという光景が目立つようになった。
緑工会の皆さん      これを見かねた緑工会が子どもを危険から守ろうと、資金を出し合って「通学児童に注意」ののぼり旗を30本製作。道路の両脇に取り付け、ドライバーへの注意を呼びかけている。