「千住ネギ」の収穫が4月、栗原北、平野、千寿双葉の区内3小学校で行われた。
千住ネギは、戦前まで区内で盛んに栽培出荷されていた江戸東京伝統野菜。白い部分が多く加熱すると甘みが出るのが特徴で、最近ではメニューの売りにする飲食店もあるなど、脚光を浴び始めている。
現在、一般的に栽培されている野菜は一代限りのF1種だが、千住ネギは種を獲って次世代に繋げられる固定種。生命を繋いでいくことの大切さや足立区の農業の歴史などを学んでもらおうと、昨年8月、同3校で種まきを実施し、子どもたちは区農業委員のアドバイスを受けながら世話をしてきた。
4月15日(金)、平野小学校(葛谷裕治校長)では、6年生が学校の畑に集合。区農業委員会の荒堀安行会長からの「まっすぐ上に引き抜いて」のアドバイスで一斉に収穫すると、土のついた千住ネギを手にした子どもたちから笑顔がこぼれた。
2台の一輪車に山盛りになったネギに「ハンバーグを作るときの匂い」と、うれしそうな声も。日々の世話をしてきたボランティアの室井セツ子さん(82)と斉藤和美さん(74)も、子どもたちの喜ぶ姿に目を細めていた。
3畝は採種用に残し、5月中に採った種を、夏頃、5年生に引き継ぐ予定だ。
写真上/「獲れたー!」。子どもたちの笑顔が輝く


収穫は一輪車2台分
千住ネギは、戦前まで区内で盛んに栽培出荷されていた江戸東京伝統野菜。白い部分が多く加熱すると甘みが出るのが特徴で、最近ではメニューの売りにする飲食店もあるなど、脚光を浴び始めている。現在、一般的に栽培されている野菜は一代限りのF1種だが、千住ネギは種を獲って次世代に繋げられる固定種。生命を繋いでいくことの大切さや足立区の農業の歴史などを学んでもらおうと、昨年8月、同3校で種まきを実施し、子どもたちは区農業委員のアドバイスを受けながら世話をしてきた。
4月15日(金)、平野小学校(葛谷裕治校長)では、6年生が学校の畑に集合。区農業委員会の荒堀安行会長からの「まっすぐ上に引き抜いて」のアドバイスで一斉に収穫すると、土のついた千住ネギを手にした子どもたちから笑顔がこぼれた。
2台の一輪車に山盛りになったネギに「ハンバーグを作るときの匂い」と、うれしそうな声も。日々の世話をしてきたボランティアの室井セツ子さん(82)と斉藤和美さん(74)も、子どもたちの喜ぶ姿に目を細めていた。
3畝は採種用に残し、5月中に採った種を、夏頃、5年生に引き継ぐ予定だ。
写真上/「獲れたー!」。子どもたちの笑顔が輝く


収穫は一輪車2台分











