足立朝日

第4回「市川森一脚本賞」 足立紳さんが「大賞」

掲載:2016年5月5日号
 第4回「市川森一脚本賞」授賞式(主催=同財団)が4月20日(水)、千代田放送会館(千代田区紀尾井町)で行われた。
 同賞は、故・市川森一さんの業績をたたえ、2012年に設立。過去1年間に放送されたドラマの中で、物語性とロマンに溢れ、チャレンジングな作品を執筆した優れた脚本家に贈られるもの。
 今回は、第38回創作テレビドラマ大賞(日本放送作家協会・NHK共催)を受賞した足立紳さんの「佐知とマユ」(NHK総合、2015年3月17日放送・全1回)が対象となった。授賞式では、主演の門脇麦さんはじめ関係者が足立さんを祝福。足立さんは昨年、「百円の恋」で日本アカデミー賞最優秀賞脚本賞を受賞した新進気鋭の脚本家。
 受賞パーティでは、市川さんの妻で女優の柴田美保子さんが、お祝いの言葉と共に、ドラマに懸けた市川さんの想いを代弁。足立さんのさらなる活躍に期待を寄せた。

写真上/門脇さん(左)に祝福される足立さん
下/市川さんの想いを代弁する美保子さん