熊本で4月14日・15日に震度7の地震が発生し、終息の見込みはいまだ立っていない中、南海トラフや首都直下の大地震の危機感が高まっている。
日頃からの防災として、耐震、食料などの備蓄、そしてもう一つ忘れてはならないのが、火災への対策だ。
東日本大震災や阪神・淡路大震災では、火災の6割が電気によるものだったと言われている。地震発生時だけでなく、揺れが収まった後に起きる火災がある。
停電した場合、電化製品は動かなくなるが、電源は入ったまま。電源を切らずに避難している間に電気が復旧すると、使用中だった全ての電化製品に通電し、「通電火災」の原因となる。
これを防ぐためには、避難する際にブレーカーを落としていくのが有効だが、非常時にはなかなか難しい。そんな時に役に立つのが「感震ブレーカー」だ。震度5強以上の揺れを感知した時に、ブレーカーやコンセントなどの電気を自動的に止めてくれる。
2種類あり、分電盤タイプは7~8万円、外付けタイプは3~4万円程度(どちらも工事費を含む)。新築だけでなく、既に設置されている住宅分電盤に後付けできる。
足立区では対象地域にある旧耐震(昭和56年以前の建築確認)の木造建物に設置した場合は、工事費用の一部を助成する制度を開始。今年4月1日から受付を始めている。対象地域は、建物倒壊危険度ランクで緊急的な安全対策が求められる地域で、千住地域、中川地域、小台宮城地域、本木梅田周辺地域を中心とした一部エリア。
詳細は足立区のHP、または建築室建築安全課建築防災係TEL3880・5317に問い合わせる。
写真/会見で感震ブレーカーの説明をする近藤区長
日頃からの防災として、耐震、食料などの備蓄、そしてもう一つ忘れてはならないのが、火災への対策だ。東日本大震災や阪神・淡路大震災では、火災の6割が電気によるものだったと言われている。地震発生時だけでなく、揺れが収まった後に起きる火災がある。
停電した場合、電化製品は動かなくなるが、電源は入ったまま。電源を切らずに避難している間に電気が復旧すると、使用中だった全ての電化製品に通電し、「通電火災」の原因となる。
これを防ぐためには、避難する際にブレーカーを落としていくのが有効だが、非常時にはなかなか難しい。そんな時に役に立つのが「感震ブレーカー」だ。震度5強以上の揺れを感知した時に、ブレーカーやコンセントなどの電気を自動的に止めてくれる。
2種類あり、分電盤タイプは7~8万円、外付けタイプは3~4万円程度(どちらも工事費を含む)。新築だけでなく、既に設置されている住宅分電盤に後付けできる。
足立区では対象地域にある旧耐震(昭和56年以前の建築確認)の木造建物に設置した場合は、工事費用の一部を助成する制度を開始。今年4月1日から受付を始めている。対象地域は、建物倒壊危険度ランクで緊急的な安全対策が求められる地域で、千住地域、中川地域、小台宮城地域、本木梅田周辺地域を中心とした一部エリア。
詳細は足立区のHP、または建築室建築安全課建築防災係TEL3880・5317に問い合わせる。
写真/会見で感震ブレーカーの説明をする近藤区長











