5月号既報のように千住一丁目地区の再開発事業が動き出したが、発足した再開発組合(倉田隆夫理事長=スギモトホールディングス取締役)は、このほど「6月中に住民説明会を開催する」ことを町会、自治会に通知した。この問題では、1年前に発足した住民組織「千住一丁目再開発を考える会」(長谷川保一・松本周司共同代表)が「住民のためのまちづくり、快適な環境づくりを」と活発な活動を展開しており、その動きも注目される。
今回の再開発計画は、地権者側が一昨年秋に準備組合を作り、同年12月1日に第1回の住民説明会を開催した(200人参加)時点から動き始めた。
説明会の中で、住民から、「32階建ては高すぎるし、風害の恐れもある」「公共施設はないのか?」などの疑問の声が出たため、長谷川さん、大澤さんらが共同代表になる住民組織「千住一丁目再開発を考える会」が、昨年3月に発足。9月からは区議会議長宛に「開発計画に集会施設と保育所の設置を求める陳情」署名を実施、1189人の署名を集め、区議会に提出。これは、現在、区議会建設委員会で継続審議になっている。
その過程の中で、準備組合は①高さを30階建てにする②3階部分に70㎡の多目的室(集会所)を設置する③2階部分に100㎡の子育て支援施設(保育所)を作る――として、住民の意見を一部取り入れる形で、昨年12月に都に対して組合設立申請を提出した。
これに対して、会では①設置する公共施設の面積が計170㎡、全体の延床面積の0・7%と少なすぎる②再度事業説明会を開いてほしい、と組合に要請し、その内容を区にも伝えている。
今回の再開発計画は、地権者側が一昨年秋に準備組合を作り、同年12月1日に第1回の住民説明会を開催した(200人参加)時点から動き始めた。
説明会の中で、住民から、「32階建ては高すぎるし、風害の恐れもある」「公共施設はないのか?」などの疑問の声が出たため、長谷川さん、大澤さんらが共同代表になる住民組織「千住一丁目再開発を考える会」が、昨年3月に発足。9月からは区議会議長宛に「開発計画に集会施設と保育所の設置を求める陳情」署名を実施、1189人の署名を集め、区議会に提出。これは、現在、区議会建設委員会で継続審議になっている。
その過程の中で、準備組合は①高さを30階建てにする②3階部分に70㎡の多目的室(集会所)を設置する③2階部分に100㎡の子育て支援施設(保育所)を作る――として、住民の意見を一部取り入れる形で、昨年12月に都に対して組合設立申請を提出した。
これに対して、会では①設置する公共施設の面積が計170㎡、全体の延床面積の0・7%と少なすぎる②再度事業説明会を開いてほしい、と組合に要請し、その内容を区にも伝えている。











