足立朝日

足立区浴場連合会  熊本地震に銭湯募金を送る 災害時の役割も提案

掲載:2016年7月5日号
 4月に発生した熊本地震を受け、足立浴場連合会(吉田建典会長)が足立区を通して、日本赤十字社に義援金を送った。
 区内にある37軒全ての銭湯に募金箱を設置したところ、約2カ月で49万4174円もの募金が集まった。
 また、6月7日(火)には同連合会が揃いの法被を着て、北千住駅前で募金を呼びかけた。財布ごと入れる人もいたそうで、集まった額は1万5931円。
 これに、区内の銭湯経営者からの20万円を加え、義援金の合計は71万105円。吉田会長をはじめとする連合会メンバーは、6月9日(木)、区役所を訪れ近藤やよい区長に届けた。
 区内のほとんどの銭湯は井戸水を使用しているため、水道が止まった際には、地域住民にとって水の供給元として期待される。

写真/テーブルの上には各銭湯に置いた40箱の募金箱。左手前が吉田会長=区役所で