足立朝日

140人収容の特別養護老人ホーム 「花畑あすか苑」がオープン 150人が竣工を祝う

掲載:2016年8月5日号
 社会福祉法人・聖風会(本部=花畑4丁目、近藤常博理事長)が管理・運営する特別養護老人ホーム「花畑あすか苑」(花畑4‐20‐1)の披露式典が、7月21日(木)、行政、地元町会、施工、福祉関係者ら約150人が参加して盛大に行われた。参加者らは、中高層の木造建築物としては、国内最大級の規模の特別養護老人ホームの竣工を祝った。 最初に挨拶に立った近藤理事長は、「聖風会」60年の苦難の道を振り返りつつ、「この地に信頼に足る価値のある新たな福祉施設を建設できて嬉しい」と感謝の言葉を述べた。
 その後、鴨下一郎代議士、国土交通省の伊藤明子大臣官房審査官、伊藤貴志足立区高齢福祉課長、白石正輝区議らの祝辞があった。
 同施設は、木造5階建て(1階は鉄筋コンクリート造)の国内最大のツーバイフォー建築物。8月1日に開設され、区に入居申し込みした介護度3以上のお年寄り140人が順次入居するほか、20人のショートステイ、1日12人のデイサービスを受け入れる。1階に防災備蓄倉庫、コミュニティカフェ付きの地域交流スペース(270㎡)がある。
 また、東側に隣接する花畑西小学校の児童たちが「未来都市」の壁画を描いた。
【問合せ】TEL5856・4751(代)花畑あすか苑

写真上/挨拶する近藤理事長
下/花畑西小学校の児童たちが描いた「未来都市」の壁画