足立朝日

シリアルの簡単朝ごはんで元気な朝に カルビー&日本トイレ研究所

掲載:2016年8月5日号
 子どもたちに健康的な生活習慣を啓発するための、産官民連携のプロジェクト「朝ハロしよ!」が、7月14日(木)・15日(金)、平野小学校(平野3-6-3、葛谷裕治校長)で行われた。
 カルビー㈱(千代田区)とNPO法人日本トイレ研究所が初タッグ。体験学習を通して、子ども自身が簡単なシリアルを使って朝食を作ることで、朝ごはんの習慣づけなど生活改善を目指そうというもの。実施は全国初で、2日間で5・6年生約150人が授業を受けた。
 15日の5年2組の授業では、子どもたちが積極的に発言。生活サイクルのポイントとして、①夜更し原因となるゲームやテレビ、スマホなどの光を浴びない、②体が目覚める朝の光を浴びる、③朝食をきちんと食べることを学んだ。
 2時間目は、カルビーのフルーツを使ったシリアル商品「フルグラ」(フルーツグラノーラの意味)を実際に試食。班ごとに話し合ってバナナやチョコチップなどのトッピングを選んで牛乳やヨーグルトに混ぜ、簡単朝ごはんに挑戦。「おいしい」「これから朝ごはんを食べたい」と笑顔がこぼれた。
 フルグラは5大栄養素やバナナ4本分の食物繊維が含まれており、健康的な排便にも効果的という。カルビーでは、今後全国で朝食の大切さを伝えていきたいとしている。

写真/班ごとに好きなトッピングを選んで「おいしそう!」=平野小学校で