◆◇記者体験 千寿桜堤中2年生
千寿桜堤中学校(高橋和夫校長)2年の大場日奈子さんと森川祐美子さんが、職場体験の一環で9月28日と29日、足立朝日新聞記者に同行した。
初取材先の足立区議会に到着時、区庁舎1階のアトリウムで「アイヌ文様刺繍作品展」(3面参照)が行われていることを知り、急きょ取材。豆記者たちは、ズッシリとした感触の着物に縫い込まれたアイヌの人々の祈りや願いを知った。
豆記者最高の笑顔で
区議会厚生委員会では、区民の医療・福祉などに関わる議案や陳情審査の他、「犬及び猫の不妊去勢手術助成金制度の創設を求める請願」についても議論され、家族同様の動物を簡単に捨てる飼い主の姿も浮き彫りになった。議員たちの「人の命も動物の命も、その重さに変わりはない」との言葉を、豆記者たちはしっかりと聴き取った。
午後は、女優の白石加代子さん取材のために千駄ヶ谷へ。11月24日午後7時からシアター1010で上演される「百物語」の話を聴いた(「シアター1010ストーリー」参照)。大場記者は、インターネットで白石情報を得ていたため、有名女優が目の前にいることが信じられない様子。「私は中学生の時には、もう女優になると決めていた。夢は、強く望んで努力すれば叶うもの。あなたたちも、夢に向かって真っ直ぐに進んでほしいな」と話す白石さんに、豆記者たちは憧れの眼差し。夢を探っている最中の二人に、力強いエールとなった。
2日目最初の取材は、コープ野村梅島自治会(梅田七丁目)の久我俊夫会長(10月5日号「町会・自治会」掲載)。辛い戦争を必死で生き抜き、今は充足感の中で自治会長としてパワフルに貢献する姿に、豆記者たちは圧倒された様子。
午後は、千住名倉医院の流れを汲む諸接骨・鍼灸院の中村 子院長を取材。「仙田流容市樹会」師範でもある中村院長は、現在、文化庁からの委嘱事業として、地元の児童たちに無料で日舞を指導している(冬号「人」掲載予定)。中村院長から、「やる気を起こす」ツボや「疲れを取る」ツボなどを学んだ2人は、「食欲を抑える」耳のツボに鍼をしてもらい、ニンマリ。
2日間の記者体験で、元気に生き生きと生活する大人たちの姿に感銘を受けた2人は、疲れを顔に滲ませながらも最高の笑顔。大場さんは「何にでも興味を持てるようになった。一番印象に残ったのは鍼体験! 白石さんも女優としての輝きを放っていた」。森川さんは「いつも次の予定を考えながら動くのが大変だと思った。記事を書く上での5W1H(いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのように)というポイントを知って、文章を書くコツを知った」と感想を寄せた。
写真=白石さんを目の前にドキドキの大場記者(右)と森川記者=千駄ヶ谷にて

初取材先の足立区議会に到着時、区庁舎1階のアトリウムで「アイヌ文様刺繍作品展」(3面参照)が行われていることを知り、急きょ取材。豆記者たちは、ズッシリとした感触の着物に縫い込まれたアイヌの人々の祈りや願いを知った。
豆記者最高の笑顔で
区議会厚生委員会では、区民の医療・福祉などに関わる議案や陳情審査の他、「犬及び猫の不妊去勢手術助成金制度の創設を求める請願」についても議論され、家族同様の動物を簡単に捨てる飼い主の姿も浮き彫りになった。議員たちの「人の命も動物の命も、その重さに変わりはない」との言葉を、豆記者たちはしっかりと聴き取った。
午後は、女優の白石加代子さん取材のために千駄ヶ谷へ。11月24日午後7時からシアター1010で上演される「百物語」の話を聴いた(「シアター1010ストーリー」参照)。大場記者は、インターネットで白石情報を得ていたため、有名女優が目の前にいることが信じられない様子。「私は中学生の時には、もう女優になると決めていた。夢は、強く望んで努力すれば叶うもの。あなたたちも、夢に向かって真っ直ぐに進んでほしいな」と話す白石さんに、豆記者たちは憧れの眼差し。夢を探っている最中の二人に、力強いエールとなった。
2日目最初の取材は、コープ野村梅島自治会(梅田七丁目)の久我俊夫会長(10月5日号「町会・自治会」掲載)。辛い戦争を必死で生き抜き、今は充足感の中で自治会長としてパワフルに貢献する姿に、豆記者たちは圧倒された様子。
午後は、千住名倉医院の流れを汲む諸接骨・鍼灸院の中村 子院長を取材。「仙田流容市樹会」師範でもある中村院長は、現在、文化庁からの委嘱事業として、地元の児童たちに無料で日舞を指導している(冬号「人」掲載予定)。中村院長から、「やる気を起こす」ツボや「疲れを取る」ツボなどを学んだ2人は、「食欲を抑える」耳のツボに鍼をしてもらい、ニンマリ。
2日間の記者体験で、元気に生き生きと生活する大人たちの姿に感銘を受けた2人は、疲れを顔に滲ませながらも最高の笑顔。大場さんは「何にでも興味を持てるようになった。一番印象に残ったのは鍼体験! 白石さんも女優としての輝きを放っていた」。森川さんは「いつも次の予定を考えながら動くのが大変だと思った。記事を書く上での5W1H(いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのように)というポイントを知って、文章を書くコツを知った」と感想を寄せた。
写真=白石さんを目の前にドキドキの大場記者(右)と森川記者=千駄ヶ谷にて