足立朝日

中学生ものづくりフェア

掲載:2006年11月20日号
◆◇ロボット製作体験
中学生ものづくりフェア

 第2回足立区中学生ものづくりフェアが10月1日、千寿桜堤中学校(高橋和夫校長)で開かれた。主催は区教育委員会、区ものづくり学習事業に関わる協議会。
  13人がリモコン式のピンポン玉を運ぶロボット製作に参加した。事前学習でほぼ完成させ、当日は調整に専念。初挑戦という矢沢俊介くん(桜堤中2年)は「配線を繋ぐのが難しい」、昨年に続き2度目の奥泉晃司くん(入谷中3年)は「思うように動いたときが一番楽しい」と熱中。午後はコンテストを開催。自作ロボットを操り、自分の陣地にある30個のピンポン玉を相手陣地に入れて、残り数の少なさを競った。団体戦では途中で動かなくなったり、仲間同士で邪魔し合うハプニングも。個人戦で優勝した中村彰仁くん(入谷中3年)は「作るのは難しかったけど、去年より時間があったのでいろいろ工夫できてよかった」と笑顔で話した。
  檜板を規定の形に作る、「木工の技」コンテスト区予選会も行われ、8人が静かに技を競った。


リモコン操作でピンポン玉を操る