最近、新聞の「読者の声」欄に「そうだよなあ」とうなずくことが多くなった。ある日の朝日新聞の①「優先席で行動できる人になろう」②「特急、快速、急行、分からない」の2本がそれ。
②は、会社によって電車の呼び方がまちまちで、どちらが早いのか区別がつかない、何とかせいや、という投書。これも昔から言われているのに一向に改まらない。
73歳の茨城県の男性が投稿した①は、電車内の優先席前で医療用の大きな杖を持って立っている女性に、気がついていながら席を譲れない高校生や大人たちをやんわりと叱る一文。この人は「誰もがもっと声を出し、行動に移すことができる社会になって欲しい」と結んでいる。
実際、社会は「無言」が幅を利かせている。電車では、みんなスマートフォンとにらめっこ。乗降時や移動する際、「すいません」など一言も発することなく人を押しのけていく。まるでロボットのようだ。
私たち人間は、他の動物と違って(手話を含む)「言語」でつながっている。そのことを忘れてはなるまい。(編集長)
②は、会社によって電車の呼び方がまちまちで、どちらが早いのか区別がつかない、何とかせいや、という投書。これも昔から言われているのに一向に改まらない。
73歳の茨城県の男性が投稿した①は、電車内の優先席前で医療用の大きな杖を持って立っている女性に、気がついていながら席を譲れない高校生や大人たちをやんわりと叱る一文。この人は「誰もがもっと声を出し、行動に移すことができる社会になって欲しい」と結んでいる。
実際、社会は「無言」が幅を利かせている。電車では、みんなスマートフォンとにらめっこ。乗降時や移動する際、「すいません」など一言も発することなく人を押しのけていく。まるでロボットのようだ。
私たち人間は、他の動物と違って(手話を含む)「言語」でつながっている。そのことを忘れてはなるまい。(編集長)