足立朝日

乳ガンに負けるな検診呼びかけ ピンクリボンウォーク

掲載:2006年12月5日号
乳ガンに負けるな
検診呼びかけピンクリボンウォーク

 10月の乳ガン月間に合わせ10月19日、ピンクリボンあだちミニウォークが千住で行われた。
乳ガン体験者の自主グループ・たんぽぽの会(高村幸子代表)と千住保健総合センターが企画。103人がピンクのたすきやプラカードなどで乳ガン検診の必要性を呼びかけながら駅前を出発。郷土博物館の多田学芸員のガイドつきで、赤門寺、内田銀蔵生家、千住大橋など千住の旧跡を巡った。
小台の金田トシ子さん(68)は「こういうのに参加すると意千住の史跡を辿りながら  識が変わる」と啓発活動の大切さを話す。娘さんが胸の
呼びかけた          痛みを訴えた時も、乳ガンの正しい知識のおかげで心配                  せずに済んだそうだ。
ウォーク後は天空劇場で、大塚ブレストケアクリニックの大塚恒博院長が講演。日本では毎年5000人ずつ患者が増え、壮年期女性の死亡率のトップという。足立区はマンモグラフィ受診率が、全国平均の5分の1と低い。40代での早期発見が重要で、自己検診、月1度の受診が必要と説いた。