足立朝日

A―festaで初舞台モミの木友の会

掲載:2006年12月5日号
◆◇A―festaで初舞台モミの木友の会
 シアター1010で上演された区民ミュージカル「しあわせなモミの木」出演者有志によるサークル「ミュージカル・モミの木友の会」が、初舞台を踏んだ。
 出演したのは荒川河川敷・虹の広場で行なわれたA‐Festaのステージ。ダンス、歌、ハンドクラフト(手拍子のリズム遊び)で、10分ほどの持ち時間を演出した。強風の悪条件の中、最年少の鈴木彩生ちゃん(小3)は片足でのバランスも崩さず、ヒロイン的役割を堂々と踊りきった。サークルに途中から加入した向山由季さん(30代)は「自宅でもコツコツやって、皆さんに迷惑かけないように頑張った」と充実した笑顔。全員が「楽しかった!」と目を輝かせる。
 ハンドクラフトは合わせるのが難しく「最初はどうなるかと思ったけど、子どもたちの集中力がすごかった」と代表の中川知子さん。ダンスの得意な高校生が、試験と重なって当日の出演はできないが、稽古に通い指導するなどした。メンバーは小学生から70代と幅広く、普段は甘えん坊の子も年下がいることでしっかりするなど、上下関係なく楽しめるのが団結力の秘訣のようだ。


ハンドクラフトやダンスを披露