足立朝日

成人式はサプライズだらけ! 足立区出身の格闘家、芸人も登場

掲載:2017年2月5日号
 足立区「成人の日の集い」が1月9日(月・祝)、綾瀬の東京武道館で開かれた。今年の新成人は平成8年4月2日~同9年4月1日生まれの6319人(男性3298人、女性3021人)で、昨年より160人多い。
 式典は例年通り新成人の中から公募で選ばれた12人の実行委員が、記念誌の編集や記念品選び、アトラクションの内容などを企画。当日もアナウンサーとともに司会進行を行った。
 第一部の式典では、近藤やよい区長と高山のぶゆき区議会議長からの励ましと祝いの言葉に応え、新成人を代表して実行委員の4人が誓いの言葉を述べた。
 第二部のアトラクションは数々のサプライズが仕掛けられ、2階席まで埋めた新成人たちを沸かせた。先頭を切ったのは、足立区出身のコンビ芸人で今年ブレークが期待される「ANZEN漫才」。ビデオレターの紹介の後、本人たちがステージに登場。足立区を愛情たっぷりにイジった歌を披露した後、客席のリクエストに応えて即興ソングで笑いを贈った。
 続いて、新成人として出席していた格闘技「Krush」―53㎏級の世界チャンピオン・武居由樹さんが、2階席からチャンピオンベルトを掲げて見せ、「応援お願いします」と力強くコメント。
 全国コンクール金賞の常連、第十四中吹奏楽部による「恋」や「前前前世」の演奏、ルミネ商品券や東京ディズニーランドパスポートとペア宿泊券など豪華景品が当たる恒例の抽選会で盛り上がった。その後、ドラマ「千住クレイジーボーイズ」の出演者、塚本高史、小池徹平、比嘉愛未の3人によるシークレットビデオレターを上映。歓声の起きる中、3人から和気あいあいと20歳の思い出などを交えたあたたかいメッセージが贈られた。
 実行委員リーダーの菱沼沙希さん(東和出身)は、「一番やりたかったのは、来てくださった方に盛り上がってもらうこと。いろいろな方の協力でサプライズがたくさんできて、1200点」と達成感溢れる笑顔で語った。

写真上/壇上に勢揃いした実行委員=東京武道館で
中/サプライズで登場した足立区出身のANZEN漫才=同
下/新成人の格闘家・武居由樹さんがチャンピオンベルトを披露=同