足立朝日

第十中で 「Myおにぎり&おかずの日」

掲載:2017年12月5日号
 「主食であるお米についての関心を深め、将来の生活習慣病の予防につなげる」――との趣旨で、11月24日(金)、第十中学校(早乙女雄一郎校長、梅島3-23-3)で、495人の全生徒と34人の全職員が参加して「Myおにぎり&おかずの日」が実施された。
 これは、各家庭でおにぎりとおかず一品を作って学校へ持参し、給食の時間に食べるというもので、学校からは牛乳と汁物のみを提供。
 各学年5クラス、計15クラスでは一斉に担任を含め、自分で作って来たおにぎりを頬張った。数や具材、おかずの内容、量は自由、という取り決めのため、定番の梅干し入りの海苔巻き、混ぜご飯、白飯のみに混じって、お赤飯おにぎりの子も。具もシャケ、たらこ、こぶなど色々で、形はお母さん譲りの三角型からごっついまん丸型の子もいたが、みんな「おいしい!」と言いながらワイワイガヤガヤと楽しそう。
 この日のために、学校では7月から家庭科の時間、クラス毎に一日かけてご飯を炊くところから練習。また持って来ない子がいないように、2日前に同送メールで各家庭に連絡した。
 12月中に全生徒にアンケートを取り、感想をまとめるが、食育担当の田中亜由美栄養士は「部活などの時に自分で握って来てほしいです」と語り、早乙女校長は「おにぎり作りは、その子の生きる力になってくれると思う。毎年やりたい」と語った。

写真/自分で握ってきたおにぎりを「いただきます!」=第十中で