足立朝日

羅針盤 VOL.75

掲載:2017年12月5日号
 こういう仕事をやっているので、当然ながら「言葉」「漢字」が好きである。
 12月1日(金)に発表された「新語・流行語大賞」は、予想通りと言うべきか予想外れと言うべきか「インスタ映え」「忖度」だった。今号のギリギリの校了日(新聞の校正が終わって、印刷屋さんに入稿する日。印刷屋さんは、この後すぐデータを取り込んで印刷する)の発表だった。
 昨年は、広島カープの優勝にあやかってかなりはやった「神ってる」が選ばれたが、今年はちまたでは「不作の年」と言われていた。
 さて、次の注目は12月12日(火)に発表される「今年の漢字」だ。これは、一般投票により最高得票の「漢字が選ばれるが、果たして何になるか? 昨年は、15万3千人余の応募で、6655票を獲得した「金」。「リオ五輪の金メダルラッシュ」とか「前都知事の政治とカネ」などが応募者が選んだ理由のようだが、「何かピンと来ない」と不評だった。 
 今年の締め切りは、ネットではこの号の発行日の5日(火)23時59分。まだ間に合うぞ、読者諸兄、諸姉。(編集長)