◆◇宿場町フォーラム大盛況
新報告と多彩な講演
1月26日、千寿桜小学校で「千住と奥州を結ぶ街道・宿場町フォーラム」が開かれた。3年前に発足した安藤昌益と千住宿の関係を調べる会(相川謹之助会長)主催。
相川会長挨拶のあと、同会チューターの石渡博明氏の「千住宿と安藤昌益関係資料―昌益医学の継承者たち―」の講演と続いた。千住から安藤昌益の原稿本が発見されたことについての新しい調査結果を報告。安藤義雄・足立史談会会長は「千住宿の特徴―その歴史的な文化の特色―」と題して基調報告をし、千住と品川の2宿を比較し、品川は遊興の宿、千住は江戸と地方を結ぶ物資の中継地点として栄え、商人は豊かな財力で文芸に親しみ、江戸一流の文人墨客と交遊して千住独特の文化を築いたなど講演した。また、福島県立博物館館長・赤坂憲雄氏は「旅学と名づけられた知の試み」、三浦忠司・八戸歴史研究会会長は「八戸藩の参勤交代と千住宿」、平田輝明・小山市立博物館学芸員の「日光道中と間々田・小山・新田宿」についてそれぞれ報告し、およそ200人の参加者は熱心に耳を傾けた。

最新報告をする石渡氏
新報告と多彩な講演
1月26日、千寿桜小学校で「千住と奥州を結ぶ街道・宿場町フォーラム」が開かれた。3年前に発足した安藤昌益と千住宿の関係を調べる会(相川謹之助会長)主催。
相川会長挨拶のあと、同会チューターの石渡博明氏の「千住宿と安藤昌益関係資料―昌益医学の継承者たち―」の講演と続いた。千住から安藤昌益の原稿本が発見されたことについての新しい調査結果を報告。安藤義雄・足立史談会会長は「千住宿の特徴―その歴史的な文化の特色―」と題して基調報告をし、千住と品川の2宿を比較し、品川は遊興の宿、千住は江戸と地方を結ぶ物資の中継地点として栄え、商人は豊かな財力で文芸に親しみ、江戸一流の文人墨客と交遊して千住独特の文化を築いたなど講演した。また、福島県立博物館館長・赤坂憲雄氏は「旅学と名づけられた知の試み」、三浦忠司・八戸歴史研究会会長は「八戸藩の参勤交代と千住宿」、平田輝明・小山市立博物館学芸員の「日光道中と間々田・小山・新田宿」についてそれぞれ報告し、およそ200人の参加者は熱心に耳を傾けた。

最新報告をする石渡氏